おので家族5人を次々殺害、男が警察出頭 オーストリア
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【5月15日 AFP】オーストリア・ウィーン(Vienna)の警察当局は14日、妻、娘、両親、義父をおので次々と殺害し、国内数か所に死体を遺棄したとして、男(39)が出頭してきたと発表した。
男は、自称フリーのPRコンサルタントで、家族の遺体はウィーン、リンツ(Linz)、アンスフェルデン(Ansfelden)で発見された。
警察によると、男は家族を殺害後、首つり自殺を試みたが失敗したことから出頭したと話しているという。家族が殺害されたのは、13日と見られている。
自供によると、男は、高リスクの投資を次々と行い、家族から借りていた多額の金を損失したため、負債を抱え込むという不名誉から家族を守りたかったという。報道によれば、男が損失した額は約30万ユーロ(約5000万円)に上る。
被害者の遺体のそばには事情を説明した手紙が置かれていたのが見つかっており、凶器とされるおのも発見されている。
捜査当局は、午前7時半ごろ、最初に42歳の妻と7歳の娘を殺害してから、午後7時前後にほかの3人を殺害するまでに時間が空いていることや、異なる犯行現場の間の距離が往復で360キロメートルあることなどから、殺害は計画的だったと断定している。
容疑者は現在、拘留中で、再度自殺を図らないよう常時監視がついている。状態は落ち着いているが、感情を一切示していないという。
オーストリアでは前月27日、父親が自分の娘を24年間自宅の地下室へ監禁し、性的暴行を加え7人の子どもを産ませた恐ろしい事件が明るみに出たばかり。(c)AFP
男は、自称フリーのPRコンサルタントで、家族の遺体はウィーン、リンツ(Linz)、アンスフェルデン(Ansfelden)で発見された。
警察によると、男は家族を殺害後、首つり自殺を試みたが失敗したことから出頭したと話しているという。家族が殺害されたのは、13日と見られている。
自供によると、男は、高リスクの投資を次々と行い、家族から借りていた多額の金を損失したため、負債を抱え込むという不名誉から家族を守りたかったという。報道によれば、男が損失した額は約30万ユーロ(約5000万円)に上る。
被害者の遺体のそばには事情を説明した手紙が置かれていたのが見つかっており、凶器とされるおのも発見されている。
捜査当局は、午前7時半ごろ、最初に42歳の妻と7歳の娘を殺害してから、午後7時前後にほかの3人を殺害するまでに時間が空いていることや、異なる犯行現場の間の距離が往復で360キロメートルあることなどから、殺害は計画的だったと断定している。
容疑者は現在、拘留中で、再度自殺を図らないよう常時監視がついている。状態は落ち着いているが、感情を一切示していないという。
オーストリアでは前月27日、父親が自分の娘を24年間自宅の地下室へ監禁し、性的暴行を加え7人の子どもを産ませた恐ろしい事件が明るみに出たばかり。(c)AFP