軍事機密をイスラエルに、米国籍の男を逮捕
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【4月23日 AFP】米当局は、核兵器情報を含む国防機密情報をイスラエルに渡したとして、米国籍の男性を逮捕した。米司法省が22日、明らかにした。
逮捕されたBen-Ami Kadish容疑者は、米ニュージャージー(New Jersey)州ドーバー(Dover)にある米陸軍兵器開発施設Picatinny Arsenal内のUS Army’s Armament Research、Development、and Engineering Centerで機械エンジニアとして勤務していた。
同容疑者は数年間にわたって、ニューヨーク(New York)に駐在していた科学技術担当のイスラエル領事に書類を渡していたという。また、Kadish容疑者は1979-2008年に、米検察当局に届け出ることなく、イスラエルのエージェントとして不法行為を行った嫌疑もかけられている。捜査妨害や虚偽申告の嫌疑もかけられている。
Kadish容疑者は、起訴状では「CC-1」とされている領事から国防機密書類のリストを渡されていたという。同容疑者は1979-1985年に、自宅に機密書類を持ち帰り、そこでCC-1がその書類の写真撮影を行っていたとみられる。同容疑者が渡した機密文書の中には、「秘密データ」に分類されていた核兵器に関わるものも含まれていたという。
Kadish容疑者とCC-1は電話やメールで連絡をとっていたほか、2004年にイスラエル国内でも会っていたとされている。CC-1は1985年に米国を出国し、その後は1度も入国していないという。(c)AFP
逮捕されたBen-Ami Kadish容疑者は、米ニュージャージー(New Jersey)州ドーバー(Dover)にある米陸軍兵器開発施設Picatinny Arsenal内のUS Army’s Armament Research、Development、and Engineering Centerで機械エンジニアとして勤務していた。
同容疑者は数年間にわたって、ニューヨーク(New York)に駐在していた科学技術担当のイスラエル領事に書類を渡していたという。また、Kadish容疑者は1979-2008年に、米検察当局に届け出ることなく、イスラエルのエージェントとして不法行為を行った嫌疑もかけられている。捜査妨害や虚偽申告の嫌疑もかけられている。
Kadish容疑者は、起訴状では「CC-1」とされている領事から国防機密書類のリストを渡されていたという。同容疑者は1979-1985年に、自宅に機密書類を持ち帰り、そこでCC-1がその書類の写真撮影を行っていたとみられる。同容疑者が渡した機密文書の中には、「秘密データ」に分類されていた核兵器に関わるものも含まれていたという。
Kadish容疑者とCC-1は電話やメールで連絡をとっていたほか、2004年にイスラエル国内でも会っていたとされている。CC-1は1985年に米国を出国し、その後は1度も入国していないという。(c)AFP