虐待疑惑の元養護施設、新たな証拠発見か
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【4月19日 AFP】長期にわたり組織的虐待が行われていた疑いが持たれているフランス北西沖の英王室属領チャネル諸島(Channel Islands)ジャージー(Jersey)島の元児童養護施設の捜索を続けている警察当局は18日、2つの地下室から血がついた複数の物を発見したと発表した。発見されたものの詳細は明らかにされていない。
虐待の疑いが持たれているのはジャージー島セントマーチン(Saint Martin)の元養護施設「Haut de la Garenne」で、元入居者約100人が1960年代から、同施設で性的・身体的虐待があったと訴えている。建物は4年前からユース・ホステルとして使用されていた。
施設からはこれまでに4つの地下室が見つかっており、血が付着した物が見つかったのは、最近発見された2つの地下室だった。虐待を訴える元入居者によると、地下室は「懲罰部屋」として使用されていた。
現場では2月に階段の吹き抜けの下から子どもの頭がい骨の一部が見つかった。警察は頭がい骨を1940年代以前に死亡した子どものものとみている。最初に見つかった地下室からは、コンクリート製の浴槽と拘束道具から血痕が検出された。
1969-79年に16歳以下の少女にわいせつ行為をはたらいたとして、施設の元監視人ゴードン・ウオーターリッジ(Gordon Wateridge)容疑者(76)が、3つの訴因で起訴されている。(c)AFP
虐待の疑いが持たれているのはジャージー島セントマーチン(Saint Martin)の元養護施設「Haut de la Garenne」で、元入居者約100人が1960年代から、同施設で性的・身体的虐待があったと訴えている。建物は4年前からユース・ホステルとして使用されていた。
施設からはこれまでに4つの地下室が見つかっており、血が付着した物が見つかったのは、最近発見された2つの地下室だった。虐待を訴える元入居者によると、地下室は「懲罰部屋」として使用されていた。
現場では2月に階段の吹き抜けの下から子どもの頭がい骨の一部が見つかった。警察は頭がい骨を1940年代以前に死亡した子どものものとみている。最初に見つかった地下室からは、コンクリート製の浴槽と拘束道具から血痕が検出された。
1969-79年に16歳以下の少女にわいせつ行為をはたらいたとして、施設の元監視人ゴードン・ウオーターリッジ(Gordon Wateridge)容疑者(76)が、3つの訴因で起訴されている。(c)AFP