米テキサスの一夫多妻制教団施設、「初夜」のためのベッドを発見
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【4月11日 AFP】米テキサス(Texas)州児童保護当局は10日、同州エルドラド(Eldorado)の農場内にある一夫多妻制をうたう宗教団体の施設内で、男性信者が法的根拠のない「精神的な結婚」をした未成年の「妻」と「初夜」を迎えるためのベッドを発見したと発表した。
当局者が9日に発表した供述書によると、「寺院」と呼ばれる施設内には「17歳以上の男性が、17歳以下の未成年女性と性行為を行うベッドが備え付けられた区画」があった。男性1人につき20人の「妻」がいたことを示す文書や、複数のコンピューターやベッド、施錠された金庫や机の引き出し、保管庫なども発見された。
教団施設では、児童に対し罰として食料を与えずにクロゼットに閉じこめる、激しい殴打を加えるなどの行為も行われていたとされる。未成年女性の相手はしばしば中年男性だったという。
この施設は、モルモン教の分派「末日聖徒イエス・キリスト教会原理派(Fundamentalist Church of Jesus Christ of Latter Day Saints、FLDS)」が所有する690ヘクタールの農場「Yearn for Zion(YFZ、「シオンを渇望する」の意味)」内にある。モルモン教主流派では現在、一夫多妻制は禁止されている。(c)AFP
当局者が9日に発表した供述書によると、「寺院」と呼ばれる施設内には「17歳以上の男性が、17歳以下の未成年女性と性行為を行うベッドが備え付けられた区画」があった。男性1人につき20人の「妻」がいたことを示す文書や、複数のコンピューターやベッド、施錠された金庫や机の引き出し、保管庫なども発見された。
教団施設では、児童に対し罰として食料を与えずにクロゼットに閉じこめる、激しい殴打を加えるなどの行為も行われていたとされる。未成年女性の相手はしばしば中年男性だったという。
この施設は、モルモン教の分派「末日聖徒イエス・キリスト教会原理派(Fundamentalist Church of Jesus Christ of Latter Day Saints、FLDS)」が所有する690ヘクタールの農場「Yearn for Zion(YFZ、「シオンを渇望する」の意味)」内にある。モルモン教主流派では現在、一夫多妻制は禁止されている。(c)AFP