【3月21日 AFP】韓国警察は20日、インターネットを通じて不妊に悩む夫婦に卵子をあっせんしたとして、男2人を送検したことを明らかにした。

 警察によると、2人は卵子あっせんのために、卵子提供者、代理母、不妊夫婦のネットワークを構築し、1億2200万ウォン(約1300万円)の利益を得た疑いがもたれている。1人は身柄送検されたが、もう1人は書類送検となった。

 韓国では、営利目的の代理出産を取り締まる法規制はないが、クローン研究者、黄禹錫(ファン・ウソク、Hwang Woo-Suk)元ソウル大学(Seoul National University)教授による胚(はい)性幹(ES)細胞研究論文捏造(ねつぞう)疑惑を受け、卵子の売買は2005年に禁止されている。(c)AFP