【2月23日 AFP】ライブドア(Livedoor)の粉飾決算事件で証券取引法違反に問われ、第一審で懲役2年6月の実刑判決を受けた堀江貴文(Takafumi Horie)元社長(35)の控訴審初公判が22日、東京高裁で開かれた。弁護人は証拠の評価に誤りがあるなどとしてあらためて無罪を主張した。

控訴審では被告人の出廷義務はなく、公判には堀江被告自身は出廷しなかった。 

 公判で被告弁護側は、堀江被告自身は会計に関する関連法規についての十分な知見を持ち合わせていなかったと主張した。

 これに対し検察側は、弁護人の主張は第一審ですでに退けられている議論の蒸し返しに過ぎないとして控訴の棄却を求めた。

他のライブドア元幹部4人はすでに罪を認めている。(c)AFP