【2月13日 AFP】沖縄で起きた米海兵隊員による女子中学生暴行事件で、トーマス・シーファー(Thomas Schieffer)駐日米国大使は13日、沖縄県庁に仲井真弘多(Hirokazu Nakaima)知事を訪ね、会談の冒頭、事件について謝罪した。

 これより先、シーファー大使は、「恥ずべき」行為だとして、事件の捜査協力を約束していた。

 沖縄県警は11日、14歳の女子中学生に暴行したとして強姦(ごうかん)容疑で在沖縄米海兵隊キャンプ・コートニー(Camp Courtney)所属の二等軍曹、タイロン・ルーサー・ハドナット(Tyrone Luther Hadnott)容疑者(38)を逮捕した。

 事件は1995年に沖縄で起きた米海兵隊員3人による12歳の小学生女児暴行事件を思い起こさせるものとなった。先の事件は、住民の大きな反発を招き、沖縄駐留米軍縮小に向けた動きに結びついた。(c)AFP/Harumi Ozawa