米地裁、パナマのノリエガ元将軍の身柄引き渡しに停止命令
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【2月1日 AFP】米マイアミ(Miami)の連邦地方裁判所は1月31日、元パナマ国防軍司令官のマヌエル・アントニオ・ノリエガ(Manuel Antonio Noriega)将軍のフランスへの身柄引き渡しについて、上訴の法的権利が残されているとして、引き渡し措置の停止命令を出した。
ポール・ハック(Paul Huck)連邦判事は、ノリエガ元将軍にはジョージア(Gerogia)州裁判所への上訴の権利があり、場合によっては最高裁まで争うことも可能との判断を示した。
同判事は同9日、身柄引き渡し措置に対するノリエガ元将軍側の異議申し立てを棄却、フランスへの引き渡しを認める判断を下していたが、今回上訴を認めたことで、引き渡しは数か月から数年延期される可能性が出てきた。
ノリエガ元将軍は麻薬取引の罪で米国で服役していたが、前年9月に17年の刑期を終えて出所した。異議申し立ての審理が終わるまで身柄は拘束されている。
フランスでは1999年、本人不在のまま開かれた裁判で、元将軍にマネーロンダリング(資金洗浄)の罪で禁固10年の判決が降されている。(c)AFP
ポール・ハック(Paul Huck)連邦判事は、ノリエガ元将軍にはジョージア(Gerogia)州裁判所への上訴の権利があり、場合によっては最高裁まで争うことも可能との判断を示した。
同判事は同9日、身柄引き渡し措置に対するノリエガ元将軍側の異議申し立てを棄却、フランスへの引き渡しを認める判断を下していたが、今回上訴を認めたことで、引き渡しは数か月から数年延期される可能性が出てきた。
ノリエガ元将軍は麻薬取引の罪で米国で服役していたが、前年9月に17年の刑期を終えて出所した。異議申し立ての審理が終わるまで身柄は拘束されている。
フランスでは1999年、本人不在のまま開かれた裁判で、元将軍にマネーロンダリング(資金洗浄)の罪で禁固10年の判決が降されている。(c)AFP