【1月21日 AFP】イタリアのアリタリア(Alitalia)航空の機内で携帯電話の電源を切らなかった乗客3人が、ミラノ(Milan)の空港で警察当局に逮捕された。現地の新聞各紙が20日報じた。

 騒ぎは19日午前、ミラノ発バリ(Bari)行きの国内線で発生。機長はそれまで3度にわたり、携帯電話の電源を切るよう乗客に指示していたが、離陸直前になって飛行計器類への電波の干渉に気づき、離陸を中止した。

 客室乗務員が、指示を無視して携帯電話の電源を切らなかった乗客3人を突き止め、同機に乗り込んだ警察官に引き渡した。3人は安全規則に従わなかった罪で起訴され、最高3か月の禁固を言い渡される可能性がある。

 同機は予定より1時間半遅れてようやくバリに向け飛び立った。(c)AFP