【1月13日 AFP】ナイジェリアの産油都市ポートハーコート(Port Harcourt)で12日、タンクローリーが爆発、少なくとも30人が死亡、店や車両が破壊された。

 地元住民の話では、タンクローリーが混雑したバス停付近で爆発、炎上した結果、少なくとも30人が焼死した。また、多くの負傷者が出ているという。

 現場のAFP記者によると、タンクローリーは盗まれたガソリンを輸送中だった。警察の追跡を逃れようとした運転手は、道路の工事現場にあったバリケードに激突し横転。バス10台を含む車両13台に加え、バス停付近の店舗が燃えた。

 同市の港では10日、停泊中のタンカーが爆発した。この事件については、同国南部の反政府武装勢力「ニジェール・デルタ解放運動(Emancipation of the Niger DeltaMEND)」が「遠隔爆破装置」で爆破させたと犯行声明を出している。(c)AFP