【12月18日 AFP】米フロリダ(Florida)州マイアミ・デード(Miami-Dade)で、離婚をせずに少なくとも10人の男性と結婚していたキューバ生まれの米国人女性が起訴された。

 10回の結婚を繰り返したとされるユーニス・ロペス(Eunice Lopez)被告(26)は、9件の重婚罪に問われている。10回の結婚のうち1人の男性との結婚は合法と認められた 

 一方、地元紙「マイアミ・ヘラルド(Miami Herald)」がロペス被告の氏名と生年月日をもとに独自に調査したところ、同被告は訴追対象となった9件のほか、さらに7人と結婚している疑いがあるという。

 検察当局によると、ロペス被告は、同被告との結婚で米国居住権を得た外国人男性から報酬として金銭を受け取っていたものとみられる。

 同被告は1万8000ドル(約200万円)の保釈金を支払い、釈放された。

 しかし、検察の報道官は、「このようなケースの保釈金としては少なすぎる。われわれは7万5000ドル(約850万円)の保釈金を要求していた」とAFPに不満を語った。

 ロペス被告の罪状認否は、来年の1月2日に行われる。(c)AFP