アイルランド 空港税関で希少生物の不法輸入が発覚
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【12月15日 AFP】アイルランドのダブリン(Dublin)空港の税関で10日、特別の許可がない限り輸入が禁じられている78種の生物が米国からの航空貨物に隠されていたのが見つかった。14日、税関当局が発表した。
同国西部のペットショップに宛てた書類上「水生植物」が入っているはずの厳重に梱包されたダンボール箱には、ヘビと淡水性のカメを入れた布製の袋と、ヘビ、クモ、その他の両生類や爬虫類が入った10個の食品用プラスチック容器が入っていた。すべての生き物はダブリン動物園(Dublin Zoo)に持ち込まれ、専門家が管理するとともに生物種の確認が行われた。輸送中3匹が死に、うち2匹はワシントン条約で取引が制限されているダイオウサソリ(emperor scorpion)だったという。
同国西部のリメリック(Limerick)の税関当局は2か所を捜索し、捜査を進めている。 (c)AFP
同国西部のペットショップに宛てた書類上「水生植物」が入っているはずの厳重に梱包されたダンボール箱には、ヘビと淡水性のカメを入れた布製の袋と、ヘビ、クモ、その他の両生類や爬虫類が入った10個の食品用プラスチック容器が入っていた。すべての生き物はダブリン動物園(Dublin Zoo)に持ち込まれ、専門家が管理するとともに生物種の確認が行われた。輸送中3匹が死に、うち2匹はワシントン条約で取引が制限されているダイオウサソリ(emperor scorpion)だったという。
同国西部のリメリック(Limerick)の税関当局は2か所を捜索し、捜査を進めている。 (c)AFP