トルコの自動車泥棒、改心し15年後に謝罪と返金
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【12月5日 AFP】トルコ警察当局は4日、15年前に起きた4件の車の窃盗事件で、犯人だという人物から、後悔の念をしたためた手紙が送られてきたことを明らかにした。手紙には、盗んだカセットプレーヤーの弁償金として現金が同封されていた。
地元警察署のSalim Akca署長が半国営アナトリア(Anatolia)通信に語ったところによると、手紙の送付先はトルコ中部Kirikkaleの治安当局で、400ユーロ(約6万5000円)の現金が同封されていた。差出人は匿名だった。
署長によるとこの匿名の差出人は、1992年の4件の窃盗事件について詳しく述べるとともに、車の所有者に100ユーロずつ返還するよう警察に依頼し、被害者らに対し許しを求めているという。
「この行為がすべての犯罪者にとって手本となるよう期待する」と署長。
警察は、盗まれた車の所有者のうち所在を突きとめることのできた3人に100ユーロを渡したが、4人目については見つけ出すことができなかったことから、貧しい家庭の子どもたちに寄付した。(c)AFP
地元警察署のSalim Akca署長が半国営アナトリア(Anatolia)通信に語ったところによると、手紙の送付先はトルコ中部Kirikkaleの治安当局で、400ユーロ(約6万5000円)の現金が同封されていた。差出人は匿名だった。
署長によるとこの匿名の差出人は、1992年の4件の窃盗事件について詳しく述べるとともに、車の所有者に100ユーロずつ返還するよう警察に依頼し、被害者らに対し許しを求めているという。
「この行為がすべての犯罪者にとって手本となるよう期待する」と署長。
警察は、盗まれた車の所有者のうち所在を突きとめることのできた3人に100ユーロを渡したが、4人目については見つけ出すことができなかったことから、貧しい家庭の子どもたちに寄付した。(c)AFP