【11月13日 AFP】(一部更新)フィリピンの首都マニラ(Manila)北部にある下院で13日午後8時(日本時間同日午後9時)ごろ、大きな爆発があり、少なくとも1人が死亡、6人が負傷した。地元ラジオが報じた。

 ラジオによると爆発があったのは南棟で、コンクリートの破片が駐車場に飛んできたという。少なくとも6人が救急車で運ばれたという。ラジオに出演した下院議員は「数人がけがをしたようだ」と語った。

 死亡したのは議員の運転手で、爆発時、建物のそばに停めたバンに乗っていたという。

 警察は爆発の原因は明らかにしていないが、ホセ・デベネシア(Jose de Venecia)下院議長は、爆発は爆弾によるものだったと述べた。爆発があったのは議会終了直後だった。

 前月には商業地のショッピングモールで爆発があり、11人が死亡、100人以上が負傷した。警察は当初爆弾によるものだと発表したが、後に事故だったと訂正した。(c)AFP