マフィア最高実力者、23年逃亡の末に逮捕
このニュースをシェア
【11月6日 AFP】イタリアのシチリア(Sicilia)警察当局は5日、マフィアの最高実力者とされるSalvatore Lo Piccolo容疑者(65)を逮捕した。「ボスの中のボス」として知られたベルナルド・プロベンツァーノ(Bernardo Provenzano)受刑者の逮捕から1年半後の後継者逮捕となった。
警察によると、捜査員約40人がパレルモ(Palermo)郊外のGiardinelloの民家を包囲。威嚇射撃後に民家に突入、一緒にいた息子のSandro Lo Piccolo容疑者(32)ほか2人とともに同容疑者を逮捕した。4人とも銃器を携帯していたが、抵抗することなく投降した。逮捕時、息子のSandro Lo Piccolo容疑者は涙を流しながら「愛してるぜ親父」と繰り返し叫んでいたと言う。4人はいずれもイタリアの最重要指名手配犯の30人に含まれていた。
Salvatore Lo Piccolo容疑者は23年の間逃亡を続けていた。(c)AFP/Gina Doggett
警察によると、捜査員約40人がパレルモ(Palermo)郊外のGiardinelloの民家を包囲。威嚇射撃後に民家に突入、一緒にいた息子のSandro Lo Piccolo容疑者(32)ほか2人とともに同容疑者を逮捕した。4人とも銃器を携帯していたが、抵抗することなく投降した。逮捕時、息子のSandro Lo Piccolo容疑者は涙を流しながら「愛してるぜ親父」と繰り返し叫んでいたと言う。4人はいずれもイタリアの最重要指名手配犯の30人に含まれていた。
Salvatore Lo Piccolo容疑者は23年の間逃亡を続けていた。(c)AFP/Gina Doggett