「CIAから拉致と拷問」、ドイツ人男性の訴え退ける 米最高裁
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【10月10日 AFP】米連邦最高裁判所は9日、米中央情報局(CIA)により拉致された後、数か月間にわたり拘束され拷問を受けたとするレバノン系ドイツ人男性の訴えを退けた。理由は説明されなかった。
元自動車販売業で現在無職の6児の父カレード・エル・マスリ(Khaled el-Masri)さんは、2003年12月31日にマケドニアのスコビエ(Skopje)で米工作員に拉致されたと訴える。
取り調べのためアフガニスタンで収監され、5か月後に何ら説明もなくアルバニアで解放されたと訴える同氏は、米政府に対し、謝罪と賠償金7万5000ドル(約878万円)を要求した。
米政府はCIAの秘密活動が公開されるとして、国家安全保障を理由に連邦最高裁に対し訴えを退けるよう要請していた。(c)AFP
元自動車販売業で現在無職の6児の父カレード・エル・マスリ(Khaled el-Masri)さんは、2003年12月31日にマケドニアのスコビエ(Skopje)で米工作員に拉致されたと訴える。
取り調べのためアフガニスタンで収監され、5か月後に何ら説明もなくアルバニアで解放されたと訴える同氏は、米政府に対し、謝罪と賠償金7万5000ドル(約878万円)を要求した。
米政府はCIAの秘密活動が公開されるとして、国家安全保障を理由に連邦最高裁に対し訴えを退けるよう要請していた。(c)AFP