アルファイド氏が挙げる英王室関与の10の理由、ダイアナ元妃事故の審理
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【10月3日 AFP】(写真追加)ダイアナ元英皇太子妃(Princess Diana)の死因究明のための審理で、元妃の交際相手ドディ・アルファイド(Dodi Fayed)氏の父モハメド・アルファイド(Mohamed Al-Fayed)氏は、英王室からの殺害命令があったとする10の理由を挙げた。裁判所関係者が2日、明らかにした。
ロンドン(London)の高等法院のスコット・ベーカー(Scott Baker)控訴院判事は、審理の冒頭に10の理由の概要を説明した。内容に関しては以下の通り。
■運転手のアンリ・ポール(Henri Paul)氏は、通称MI6として知られる英秘密情報部(Secret Intelligence Service、SIS)と仏情報機関の両方に雇われた情報提供者で、事故当日の1997年8月31日の夜、情報機関員と会って金銭を受け取った。
■ポール氏は、英仏捜査機関の捜査結果とは異なり、事故当夜は酒に酔っていなかった。
■MI6と米中央情報局(CIA)と米国家安全保障局(NSA)は電話の盗聴によって、事故翌日に予定されていたダイアナ元妃とドディ氏の婚約発表計画を事前に知っていた。
■MI6は暗殺を行うことで知られている。これは、ダイアナ元妃の事故は旧ユーゴスラビアのスロボダン・ミロシェビッチ(Slobodan Milosevic)元大統領の殺害計画と似ているとする元スパイRichard Tomlinson氏の主張によっても間接的に裏付けられる。
■MI6の高官2人が事故当夜、パリの英国大使館にいた。
■ダイアナ元妃がドディ氏の子どもを妊娠している事実を隠ぺいするため、フランスでは違法行為にもかかわらず、死体の防腐処理が行われていた。
■ポール氏の遺体解剖はねつ造されたもので、採取された血液サンプルは同氏のものではなかった。
■リッツ・ホテル(Ritz)と事故現場のトンネル周辺地域の監視カメラは、手を加えられ事故当夜作動していなかった。
■事故は、スタンガンらしきものによる強い光線と仏人写真家James Andanson氏が運転する白のフィアット・ウーノ(Fiat Uno)との接触が原因。Andanson氏の遺体は7年前、南仏で焼けた車の残骸から発見されている。
■ポール氏が、近道があるにもかかわらず遠回りして事故現場のトンネルを通行したことに対する、説得力のある説明はなされていない。(c)AFP
ロンドン(London)の高等法院のスコット・ベーカー(Scott Baker)控訴院判事は、審理の冒頭に10の理由の概要を説明した。内容に関しては以下の通り。
■運転手のアンリ・ポール(Henri Paul)氏は、通称MI6として知られる英秘密情報部(Secret Intelligence Service、SIS)と仏情報機関の両方に雇われた情報提供者で、事故当日の1997年8月31日の夜、情報機関員と会って金銭を受け取った。
■ポール氏は、英仏捜査機関の捜査結果とは異なり、事故当夜は酒に酔っていなかった。
■MI6と米中央情報局(CIA)と米国家安全保障局(NSA)は電話の盗聴によって、事故翌日に予定されていたダイアナ元妃とドディ氏の婚約発表計画を事前に知っていた。
■MI6は暗殺を行うことで知られている。これは、ダイアナ元妃の事故は旧ユーゴスラビアのスロボダン・ミロシェビッチ(Slobodan Milosevic)元大統領の殺害計画と似ているとする元スパイRichard Tomlinson氏の主張によっても間接的に裏付けられる。
■MI6の高官2人が事故当夜、パリの英国大使館にいた。
■ダイアナ元妃がドディ氏の子どもを妊娠している事実を隠ぺいするため、フランスでは違法行為にもかかわらず、死体の防腐処理が行われていた。
■ポール氏の遺体解剖はねつ造されたもので、採取された血液サンプルは同氏のものではなかった。
■リッツ・ホテル(Ritz)と事故現場のトンネル周辺地域の監視カメラは、手を加えられ事故当夜作動していなかった。
■事故は、スタンガンらしきものによる強い光線と仏人写真家James Andanson氏が運転する白のフィアット・ウーノ(Fiat Uno)との接触が原因。Andanson氏の遺体は7年前、南仏で焼けた車の残骸から発見されている。
■ポール氏が、近道があるにもかかわらず遠回りして事故現場のトンネルを通行したことに対する、説得力のある説明はなされていない。(c)AFP