【10月1日 AFP】ネパールの首都カトマンズ(Kathmandu)の日本大使館に1日、小型爆弾が投げ込まれた。爆弾は爆発したが、負傷者はなかった。バイクに乗った2人組が投げ入れたとみられる。

 日本大使館の警備担当官Ram Babadur Karki氏によると、バイクに乗った身元不明の2人組が大使館前にバッグを放り投げて逃走したという。バッグの中に爆発物が入っていた。「爆発音は大きかったが、負傷者はいなかった」

 警察によると爆発物は小型の爆弾。これまでに犯行声明は発表されていない。カトマンズ警察犯罪対策課のUpendra kanta Aryal課長は、「爆発物を投げ込んだ意図は、人々を恐怖に陥れ、不安をかきたてることだろう」と述べた。

 貧困にあえぐネパールに対し、日本は最大の経済援助国の一つで、現地には約400人の邦人コミュニティがある。(c)AFP