露映画会社、宇宙飛行士ガガーリン氏の人名不正使用で裁判所が審理
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【9月9日 AFP】ロシアの首都モスクワ(Moscow)を拠点に活動する映画会社「Central Partnership」制作の映画が、宇宙飛行士ユーリ・ガガーリン(Yuri Gagarin)氏の名前を不正に使用し、同氏の人生について誤った情報を伝えているとして提訴された件で7日、同地の裁判所が審理を行った。同社が明らかにした。提訴したのは、ガガーリン氏の2人の娘で、問題となっているのは『Gagarin’s Grandson』(「ガガーリンの孫息子」の意)と題する作品。同作品の内容は、ガガーリン氏とはほとんど関係のないものとなっている。1961年に当時のソ連が打ち上げたボストーク1号(Vostok I)に搭乗して人類初の宇宙飛行を行ったガガーリン氏は、ロシアでは聖人のような扱いを受けている。同氏は、1968年に死去している。(c)AFP