ミャンマー軍事政権が民主運動家1人を釈放、仏教僧らの抗議デモの影響か
このニュースをシェア
【9月7日 AFP】ミャンマー中部パコック(Pakokku)で仏教僧らが治安部隊を一時人質にとっていた事件の発生を受け、同国政府は民主活動家1人を釈放した。政府関係者が7日、発表した。
この活動家は前月28日に商都ヤンゴン(Yangon)で反軍事政権デモに参加して逮捕され、その際に足を骨折していた。同活動家は病院で治療を受けた後、釈放されたという。
パコックでは5日、僧侶300人が燃料価格の値上げに反対してデモを実施。これを散会させるため治安部隊が威嚇発砲した。反発した僧侶たちは、治安部隊約20人を数時間にわたり僧院に拘束、さらに車両4台に放火した。治安部隊の隊員を解放した後も、僧侶数十人が町に出て軍関係者が営業する店を襲撃したという。今回のデモは、8月19日に反政府デモが始まって以来、最も激しい抗議活動となった。
ヤンゴンから北へ500キロの位置にあるパコックは、同国における仏教信仰の中心地で、専門家はほかの場所でも僧侶によるデモが行われる可能性があると指摘している。(c)AFP
この活動家は前月28日に商都ヤンゴン(Yangon)で反軍事政権デモに参加して逮捕され、その際に足を骨折していた。同活動家は病院で治療を受けた後、釈放されたという。
パコックでは5日、僧侶300人が燃料価格の値上げに反対してデモを実施。これを散会させるため治安部隊が威嚇発砲した。反発した僧侶たちは、治安部隊約20人を数時間にわたり僧院に拘束、さらに車両4台に放火した。治安部隊の隊員を解放した後も、僧侶数十人が町に出て軍関係者が営業する店を襲撃したという。今回のデモは、8月19日に反政府デモが始まって以来、最も激しい抗議活動となった。
ヤンゴンから北へ500キロの位置にあるパコックは、同国における仏教信仰の中心地で、専門家はほかの場所でも僧侶によるデモが行われる可能性があると指摘している。(c)AFP