【8月17日 AFP】トルコのアトラスジェット(Atlas Jet)が運行する航空機をハイジャックし、トルコ南西部アンタルヤ( Antalya)空港に強制着陸させた男2人が18日、投降した。トルコ政府当局者が述べた。

「犯人の身柄は確保した。ハイジャックは終わった」とアンタリアのHayrettin Balcioglu副知事がトルコのアナトリア(Anatolia)通信に語った。

 CNNトルコニュースはハイジャック犯2人が飛行機から降り、手錠をかけられて白い車で連れ去られる模様を放送した。

 NTVは乗員の話として、ハイジャック犯は自分がやったことを後悔しており、イランに帰りたがっていると伝えた。

 一方、犯人の身元について、トルコのOsman Gunes内相は、「1人はMehmet Resat Ozluという名でトルコ国籍だ。もう1人はシリアのパスポートを持っているが、パレスチナ出身とみられる」と述べた。当局は取り調べを続けているという。(c)AFP