【7月24日 AFP】リビアで400人以上の子どもをエイズウイルス(HIV/AIDS)に感染させたとして終身刑判決を受けたブルガリア人医療関係者ら6人は24日、本国送還が決まり、フランス大統領専用機でトリポリ(Tripoli)を出発。同日午前、ブルガリアのソフィア(Sofia)に到着した。

 到着後、6被告に対してはブルガリア大統領命令により恩赦が下った。

 一方、6被告の本国送還を認めたリビアは、提示していた送還条件が「受け入れられた」と発言。政府高官がAFPに対して語ったもので、同高官は「送還問題は解決した。欧州各国との国交正常化、ならびに欧州連合(EU)との関係正常化に向け、公約を取りつけた」としている。(c)AFP