タリバンがアフガニスタン南部で韓国人、ドイツ人などを拉致
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【7月20日 AFP】イスラム原理主義組織タリバン(Taliban)の武装グループは20日、アフガニスタン南部ガズニ(Ghazni)州で18日にドイツ人2人、19日に女性15人を含む18人の韓国人をそれぞれ拉致したとの声明を発表した。ドイツ人2人についてのみ、ドイツ軍がアフガニスタンから撤退すれば解放するとしている。
タリバンの広報担当者が同日、AFPとの電話取材で明かしたもの。同担当者は「(韓国人18人の)身柄を確保している。現在タリバンのメンバーが取り調べ中で、それが終了次第、今後の処遇を決定する」と語った。
18人の韓国人は19日、ガズニ州をバスで観光中に拉致された。被害者らはキリスト教の教会に所属するグループで、支援活動のためにアフガニスタンに入国していた。
ガズニ州知事は20日、AFPに対し、「19日に約20人の韓国人が武装勢力に拉致された」と語っていた。18日のドイツ人拉致事件の際には、同僚のアフガニスタン人も複数拘束されたとみられている。(c)AFP/Waheedullah Massoud
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タリバンの広報担当者が同日、AFPとの電話取材で明かしたもの。同担当者は「(韓国人18人の)身柄を確保している。現在タリバンのメンバーが取り調べ中で、それが終了次第、今後の処遇を決定する」と語った。
18人の韓国人は19日、ガズニ州をバスで観光中に拉致された。被害者らはキリスト教の教会に所属するグループで、支援活動のためにアフガニスタンに入国していた。
ガズニ州知事は20日、AFPに対し、「19日に約20人の韓国人が武装勢力に拉致された」と語っていた。18日のドイツ人拉致事件の際には、同僚のアフガニスタン人も複数拘束されたとみられている。(c)AFP/Waheedullah Massoud
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