英ロンドン、グラスゴー空港テロ事件の経過
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【7月3日 AFP】ロンドン市内および北部グラスゴー（Glasgow）の空港ターミナルで発生したテロ未遂事件を受け、英ブラウン政権はテロの警戒レベルを最高度に引き上げた。
以下は、同事件に関する現在までの経過（時刻は現地時間）。
6月29日（金）
1時00分： ロンドン中心部ヘイマーケット（Haymarket）地区のナイトクラブが、客が体調を崩したとして救急車を要請。数分後、現場に到着した救急隊員が、同ナイトクラブ前に駐車していた緑のベンツから煙が上がっているのを発見。
2時00分： 警察と爆発物処理班が到着。不審車内にガス缶や釘などを発見。不発処理をしたうえで同車両を撤去。付近の地下鉄ピカデリーサーカス（Piccadilly Circus）駅を閉鎖。
10時01分： ゴードン・ブラウン（Gordon Brown）首相、「英国は深刻で継続的な脅威にさらされている」との声明を発表。英国民に常時警戒を呼びかける。ジャッキー・スミス（Jacqui Smith）新内相、政府の緊急危機対策会議「コブラ（COBRA）」を召集。
12時00分： ロンドン警視庁テロ対策班、爆弾が爆発していれば多数の負傷者や犠牲者が発生する恐れがあったとの声明を発表。
14時59分： ハイドパーク（Hyde Park）沿いの道路パークレーン（Park Lane）に不審車が駐車しているとの通報。警察がパークレーンを封鎖。
20時28分： BBCが、パークレーン地下駐車場の不審車両から爆発物とみられる装置が発見されたと報道。
20時52分： ロンドン警視庁テロ対策班、不審車両はヘイマーケットで発見された車両と同型の青のベンツで、駐車違反でレッカー移動され同駐車場に留め置かれていたと発表。
6月30日（土）
11時00分： ブラウン首相、ロンドン警視庁テロ対策班と治安対策について協議。
12時00分： 英政府、第2回目の「コブラ」会合を召集。
13時00分： ロンドン警視庁、ヘイマーケットと地下鉄ピカデリーサーカス駅の封鎖を解除。
15時15分： 北部スコットランド（Scotland）のグラスゴー空港で、炎上した四輪駆動車がメインターミナルに突入、空港ビルの一部に火災が発生。
17時00分： スコットランド警察、炎上した四輪駆動車に乗っていた男2人の逮捕を発表。
20時15分： 英政府、テロ警戒レベルを差し迫った危機を意味する「最高度」に引き上げる。
21時15分： 英警察、中部チェシャー（Cheshire）州の高速道路上で、ロンドンとグラスゴー空港での事件との関連容疑で26歳の男と27歳の女を拘束。事情聴取のため2人をロンドン警視庁に身柄送検。
21時45分： スコットランド警察、グラスゴー空港の事件はロンドンの車両爆破未遂事件と関連があるテロ事件との見方を発表。スコットランド警察、グラスゴー空港に突っ込んだ車両に乗車し火傷で重傷を負った男性が「不審な装置」を装着しているとして、同容疑者を収容した病院の一部に避難勧告。
7月1日（日）
8時50分： 英警察、グラスゴー空港付近の複数の住宅を家宅捜索したと発表。
9時50分： ブラウン首相、「英国はテロリストの『悪意』に屈することはない」との声明を発表。また、「英国は、国際テロ組織アルカイダ（Al-Qaeda）と関連がある人物らを相手にしている」との見方を示した。
13時00分： 英警察、5人目の容疑者を中西部リバプール（Liverpool）で拘束したと発表。また、リバプールの住宅2軒の家宅捜索を行っていることを明らかにした。また、30日夜にリバプール空港付近で不審車両が発見され、同空港を一時閉鎖していたことを発表。
16時15分： 英警察、リバプール南部のニューカッスルアンダーライム（Newcastle-under-Lyme）で容疑者の自宅とみられる住居の家宅捜索を行っていると発表。
17時50分： ロンドン警視庁テロ対策班、捜査が「極めて迅速に」進行していると発表。また、ロンドンの車両爆弾テロ未遂とグラスゴー空港攻撃事件の関連性が極めて高いとの認識を示した。
7月2日（月）
11時50分： ヨルダン当局、英連続テロ事件の容疑者の1人がヨルダン国籍の医師Mohammed Jamil Abdelkader Asha容疑者であると発表。
12時00分： 英警察、グラスゴー近郊で25歳と28歳の男2人を逮捕したと発表。
14時27分： 英警察、ロンドンでの車両爆弾テロ未遂との関連で、事情聴取のため容疑者3人の身柄拘留許可を7日まで得たと発表。
15時30分： スミス内相、下院に捜査の進捗状況を報告。
16時11分： 英各テレビ局、グラスゴー空港に突入した四輪駆動車に乗車していた容疑者の1人はイラク人医師Bilal Abdulla容疑者であることが確認されたと報道。
17時00分： 英政府、第5回目の「コブラ」会合を召集。
18時35分： グラスゴーのストラスクライド（Strathclyde）警察、グラスゴー近郊の王立アレキサンドラ病院（Royal Alexandra Hospital）の駐車場に駐車していた車両を爆破処理したと発表。
20時50分： スコットランド警察、ロンドン警視庁にグラスゴー空港の事件の捜査権限を移譲。これによりロンドン警視庁は、ロンドンでの車両爆弾テロ未遂事件に加えてグラスゴー空港の事件捜査も担当。
20時55分： 英警察、さらに容疑者1人の身柄拘束を発表。しかし、拘束場所は明らかにせず、海外で逮捕されたとの報道に対するコメントも拒否。(c)AFP
以下は、同事件に関する現在までの経過（時刻は現地時間）。
6月29日（金）
1時00分： ロンドン中心部ヘイマーケット（Haymarket）地区のナイトクラブが、客が体調を崩したとして救急車を要請。数分後、現場に到着した救急隊員が、同ナイトクラブ前に駐車していた緑のベンツから煙が上がっているのを発見。
2時00分： 警察と爆発物処理班が到着。不審車内にガス缶や釘などを発見。不発処理をしたうえで同車両を撤去。付近の地下鉄ピカデリーサーカス（Piccadilly Circus）駅を閉鎖。
10時01分： ゴードン・ブラウン（Gordon Brown）首相、「英国は深刻で継続的な脅威にさらされている」との声明を発表。英国民に常時警戒を呼びかける。ジャッキー・スミス（Jacqui Smith）新内相、政府の緊急危機対策会議「コブラ（COBRA）」を召集。
12時00分： ロンドン警視庁テロ対策班、爆弾が爆発していれば多数の負傷者や犠牲者が発生する恐れがあったとの声明を発表。
14時59分： ハイドパーク（Hyde Park）沿いの道路パークレーン（Park Lane）に不審車が駐車しているとの通報。警察がパークレーンを封鎖。
20時28分： BBCが、パークレーン地下駐車場の不審車両から爆発物とみられる装置が発見されたと報道。
20時52分： ロンドン警視庁テロ対策班、不審車両はヘイマーケットで発見された車両と同型の青のベンツで、駐車違反でレッカー移動され同駐車場に留め置かれていたと発表。
6月30日（土）
11時00分： ブラウン首相、ロンドン警視庁テロ対策班と治安対策について協議。
12時00分： 英政府、第2回目の「コブラ」会合を召集。
13時00分： ロンドン警視庁、ヘイマーケットと地下鉄ピカデリーサーカス駅の封鎖を解除。
15時15分： 北部スコットランド（Scotland）のグラスゴー空港で、炎上した四輪駆動車がメインターミナルに突入、空港ビルの一部に火災が発生。
17時00分： スコットランド警察、炎上した四輪駆動車に乗っていた男2人の逮捕を発表。
20時15分： 英政府、テロ警戒レベルを差し迫った危機を意味する「最高度」に引き上げる。
21時15分： 英警察、中部チェシャー（Cheshire）州の高速道路上で、ロンドンとグラスゴー空港での事件との関連容疑で26歳の男と27歳の女を拘束。事情聴取のため2人をロンドン警視庁に身柄送検。
21時45分： スコットランド警察、グラスゴー空港の事件はロンドンの車両爆破未遂事件と関連があるテロ事件との見方を発表。スコットランド警察、グラスゴー空港に突っ込んだ車両に乗車し火傷で重傷を負った男性が「不審な装置」を装着しているとして、同容疑者を収容した病院の一部に避難勧告。
7月1日（日）
8時50分： 英警察、グラスゴー空港付近の複数の住宅を家宅捜索したと発表。
9時50分： ブラウン首相、「英国はテロリストの『悪意』に屈することはない」との声明を発表。また、「英国は、国際テロ組織アルカイダ（Al-Qaeda）と関連がある人物らを相手にしている」との見方を示した。
13時00分： 英警察、5人目の容疑者を中西部リバプール（Liverpool）で拘束したと発表。また、リバプールの住宅2軒の家宅捜索を行っていることを明らかにした。また、30日夜にリバプール空港付近で不審車両が発見され、同空港を一時閉鎖していたことを発表。
16時15分： 英警察、リバプール南部のニューカッスルアンダーライム（Newcastle-under-Lyme）で容疑者の自宅とみられる住居の家宅捜索を行っていると発表。
17時50分： ロンドン警視庁テロ対策班、捜査が「極めて迅速に」進行していると発表。また、ロンドンの車両爆弾テロ未遂とグラスゴー空港攻撃事件の関連性が極めて高いとの認識を示した。
7月2日（月）
11時50分： ヨルダン当局、英連続テロ事件の容疑者の1人がヨルダン国籍の医師Mohammed Jamil Abdelkader Asha容疑者であると発表。
12時00分： 英警察、グラスゴー近郊で25歳と28歳の男2人を逮捕したと発表。
14時27分： 英警察、ロンドンでの車両爆弾テロ未遂との関連で、事情聴取のため容疑者3人の身柄拘留許可を7日まで得たと発表。
15時30分： スミス内相、下院に捜査の進捗状況を報告。
16時11分： 英各テレビ局、グラスゴー空港に突入した四輪駆動車に乗車していた容疑者の1人はイラク人医師Bilal Abdulla容疑者であることが確認されたと報道。
17時00分： 英政府、第5回目の「コブラ」会合を召集。
18時35分： グラスゴーのストラスクライド（Strathclyde）警察、グラスゴー近郊の王立アレキサンドラ病院（Royal Alexandra Hospital）の駐車場に駐車していた車両を爆破処理したと発表。
20時50分： スコットランド警察、ロンドン警視庁にグラスゴー空港の事件の捜査権限を移譲。これによりロンドン警視庁は、ロンドンでの車両爆弾テロ未遂事件に加えてグラスゴー空港の事件捜査も担当。
20時55分： 英警察、さらに容疑者1人の身柄拘束を発表。しかし、拘束場所は明らかにせず、海外で逮捕されたとの報道に対するコメントも拒否。(c)AFP
