【6月27日 AFP】英防衛航空大手グループ「BAEシステムズ(BAE Systems)」は26日、武器取引を巡るサウジアラビア王族への裏金疑惑も含め、同グループの汚職防止法の順守状況について米司法省が調査を行っていると、ロンドン証券取引所(London Stock Exchange)へ向けた声明で明らかにした。

 同グループは取引継続を目的に、サウジアラビア王族に6000万ポンド(約148億円)相当の裏金を払っていたと指摘されており、また取引に関与していた人物に対しても違法な支払いを行った疑いがある。

 BAEはこの疑惑を断固否定している。(c)AFP