【6月8日 AFP】有罪判決を受け、4日に収監されたパリス・ヒルトン(Paris Hilton)が7日、わずか3日で釈放された。今後自宅での謹慎処分が科せられることになったが、この特別扱いには強い批判が起きている。

 ロサンゼルス郡保安官事務所のスティーブ・ホイットモア(Steve Whitmore)広報官は釈放について「健康上の理由」とし、自由になったのではなく足首に電子タグを付けられた状態で、「場所を移して」刑期を務めることになったと強調した。

 ヒルトンは声明を出して同保安官事務所および、刑務所の職員らの「公平かつ万全の対応」に対し謝礼を述べた。

 ヒルトンはまた「残りの刑期約40日を務めます。今回の試練を通じて自分が犯した過ちの大きさを実感しました。ほかの人々がわたしの過ちを教訓にしてくれることを望みます」と語った。

 実生活がテレビで度々取りざたされ、何かと世間を騒がせる有名人モデルであり、ヒルトン・ホテルの遺産相続人である彼女は、質素な監房からウェスト・ハリウッド(West Hollywood)にある豪華な自宅に場所を移し、残りの刑期を過ごすことになる。(c)AFP