【東京 27日 AFP】法務省は27日、3人の死刑を執行したと発表した。長勢甚遠法相の就任以降では、去年12月25日の4人に続き2度目で、今年に入ってからは初の執行となる。

 杉浦正健前法相は、死刑に反対して死刑執行命令書への署名を拒否したまま任期を終了。そのため前回の死刑執行は、15か月ぶりの執行だった。

 同省は、慣例にしたがい、被執行者の氏名など詳細は公表していない。主要先進国の中で死刑が行われているのは、米国と日本のみ。

 写真は都内の府中刑務所で独房を見回る看守たち(2003年5月27日撮影)。(c)AFP/TOSHIFUMI KITAMURA