【9月30日 AFP】イタリア首都ローマ(Rome)のフィウミチーノ空港(Fiumicino Airport)で29日、雷雨の中で着陸を試みた旅客機が、着陸装置の不具合により滑走路を外れて緊急着陸し、約10人が軽傷を負った。

 伊ANSA通信によると、事故機はスペイン首都マドリード(Madrid)発の伊アリタリア(Alitalia)航空のエアバス(AirbusA320型機で、乗客151人が乗っていた。

 ANSAによると、パイロットが機体右側の複数の車輪が出ないことに気づき、事前に管制塔に連絡。旅客機は着陸の際、右側の翼が地面に向かって倒れ、滑走路脇に止まったという。

 米航空輸送当局は、事故原因の調査を開始したと発表した。(c)AFP