【8月7日 AFP】南米アルゼンチン第3の都市ロサリオ(Rosario)市で6日、ガス漏れが原因の大規模な爆発が発生、10階建てのアパートが一部崩落するとともに火災が起き、少なくとも8人が死亡、61人が負傷した。

 ロサリオ市職員によると、消防・救助隊が数百人態勢で崩れた建物のがれきの中を捜索しているが、少なくとも19人が行方不明になっている。また、建物には崩落の危険があるという。爆発で前面が吹き飛んだアパートは、壊れたバルコニーや住宅の内部が通りから丸見えの状態になっている。

 爆発があったアパートへのガスの供給を停止できなかったため、事故後には11の学校を含め現場から半径2キロ以内の場所にいた人たちが避難した。(c)AFP