米外交官の交通事故で夫死亡、ケニアの女性が「貧窮」訴える
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【8月6日 AFP】米外交官の起こした交通事故で夫を亡くしたケニアの女性が3日、家族を養うことができないと窮状を訴えた──。
4人目の子どもを妊娠中のラティファ・ナイマン(Latifah Naiman)さん(38)の夫(43)は7月11日、ケニアの首都ナイロビ(Nairobi)でミニバスに乗車中、米外交官車両との交通事故で死亡した。
死亡した夫と14年間連れ添ったというナイマンさんは「夫が死んでから貧困の中に置かれている。3人の子どもを養う手段がない。家賃、食費、学費、生活費を全て善意の人に依存している」と訴えた。
ケニア警察によると、交通事故に関与したのは米外交官のジョシュア・ワルデ(Joshua Walde)氏。警察幹部は「彼はケニアを離れた。彼には外交特権があった」と語った。
ナイマンさんはAFPの取材に「(妊娠中なので)働くことができない」と語り、「ケニアの米当局者となんとかして話がしたい」と述べた。
米大使館からのコメントは得られていない。(c)AFP
4人目の子どもを妊娠中のラティファ・ナイマン(Latifah Naiman)さん(38)の夫(43)は7月11日、ケニアの首都ナイロビ(Nairobi)でミニバスに乗車中、米外交官車両との交通事故で死亡した。
死亡した夫と14年間連れ添ったというナイマンさんは「夫が死んでから貧困の中に置かれている。3人の子どもを養う手段がない。家賃、食費、学費、生活費を全て善意の人に依存している」と訴えた。
ケニア警察によると、交通事故に関与したのは米外交官のジョシュア・ワルデ(Joshua Walde)氏。警察幹部は「彼はケニアを離れた。彼には外交特権があった」と語った。
ナイマンさんはAFPの取材に「(妊娠中なので)働くことができない」と語り、「ケニアの米当局者となんとかして話がしたい」と述べた。
米大使館からのコメントは得られていない。(c)AFP