【8月5日 AFP】沖縄の警察当局によると、県内の米軍基地敷地内で5日午後4時すぎ、米軍のヘリが墜落した。犠牲者や負傷者の有無は明らかになっていない。

 地元警察当局はAFPの取材に対し、「米軍ヘリが墜落したということだけを確認している」と述べた。午後4時すぎ、米軍のキャンプシュワブ(Camp Schwab)かキャンプハンセン(Camp Hansen)のどちらかから煙が上がっていると、地元住民から通報があったという。

 NHKは、森の中で墜落した機体とみられるものが炎上する様子をとらえた映像を放送した。また時事通信(Jiji Press)によると、これまでに住民が負傷したとの情報は入っていない。

 米軍基地の存在に沖縄の住民が不快感を示す中で起きたこの事故は、基地問題における新たな懸念材料となる可能性がある。(c)AFP