【6月20日 AFP】南米ペルーのフニン(Junin)県サン・ラモン(San Ramon)で、乗客52人を乗せて渓谷の幹線道路を走行中だったバスが50メートル下を流れるタルマ(Tarma)川に転落、少なくとも30人が死亡した。当局が19日発表した。

 事故現場は首都リマ(Lima)から北東約245キロメートルの地点。地元警察によると、9人が依然として行方不明であることから、川の中に沈んだバスを中心に被害者の捜索活動を行っている。救出された多数の負傷者は、地元の病院に搬送された。

 警察は、運転手の居眠りが事故の原因ではないかとみている。(c)AFP