米NY上空で旅客機と無人機がニアミス、FBI が調査中
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【3月6日 AFP】米連邦捜査局(FBI)は5日、ニューヨーク(New York)州のジョン・F・ケネディ国際空港(John F. Kennedy International Airport)への進入路付近で発生した旅客機と国籍不明の無人航空機によるニアミスの報告を受け、詳細を調査中だと発表した。
FBIによると4日、伊アリタリア(Alitalia)航空の旅客機が空港滑走路まで約5キロの地点を高度約533メートルで飛行中、無人機が約61メートルの距離まで接近した。「無人機の色は黒、機体幅はわずか1メートル足らずで、4個のプロペラがあった」という。
米連邦航空局(US Federal Aviation Administration、FAA)によると、アリタリア機の操縦士は「最終進入経路に入ったとき、小型の無人機またはリモコン機を確認した」と報告している。FAAが確認した位置は、空港の南東約6~8キロ、高度500メートル弱の地点だった。操縦士は回避行動を取らなかったが、アリタリア機は無事着陸した。
米上空の無人機の数は、とりわけ捜査機関が使用しているものを中心に増加傾向にある。また本格的な模型飛行機を所有する個人も増えており、FAAでは高度122メートル以下で飛行させるよう操作者に命じるとともに、空港から5キロ以内で使用する場合は空港当局への通知を義務付けている。(c)AFP
FBIによると4日、伊アリタリア(Alitalia)航空の旅客機が空港滑走路まで約5キロの地点を高度約533メートルで飛行中、無人機が約61メートルの距離まで接近した。「無人機の色は黒、機体幅はわずか1メートル足らずで、4個のプロペラがあった」という。
米連邦航空局(US Federal Aviation Administration、FAA)によると、アリタリア機の操縦士は「最終進入経路に入ったとき、小型の無人機またはリモコン機を確認した」と報告している。FAAが確認した位置は、空港の南東約6~8キロ、高度500メートル弱の地点だった。操縦士は回避行動を取らなかったが、アリタリア機は無事着陸した。
米上空の無人機の数は、とりわけ捜査機関が使用しているものを中心に増加傾向にある。また本格的な模型飛行機を所有する個人も増えており、FAAでは高度122メートル以下で飛行させるよう操作者に命じるとともに、空港から5キロ以内で使用する場合は空港当局への通知を義務付けている。(c)AFP