エジプト気球墜落、現段階では「犯罪行為の疑いなし」
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【2月28日 AFP】エジプトの中東通信(MENA)が27日報じたところによると、同国ルクソール(Luxor)で観光客19人が死亡した熱気球墜落事故についての初動捜査では、運航会社の犯罪行為が事故の原因だったことを示す証拠は、現段階では確認されていない。
エジプトのヒシャム・カンディール(Hisham Qandil)首相の命令により4つの捜査チームが結成されたが、中東通信によると、初動捜査の段階では「犯罪行為があった疑いは出ていない」という。
26日に起きた事故では、香港、日本、英国、フランス、ハンガリーからの観光客が犠牲となった。ルクソール県のサード・エザット(Saad Ezzat)知事やエジプト政府代表団、観光業界関係者らは事故現場を訪れ、白い花束を供え、1分間の黙とうをささげた。
捜査チームは現場検証や、目撃者や近隣住民からの聞き取り調査のほか、墜落した気球の運航会社「スカイクルーズ(Sky Cruise)」に関する書類や免許の確認作業を行った。捜査チームによると、スカイクルーズは民間航空省による定期検査を2月13~15日に受けたが、問題は見つからなかったという。
エザット知事は事故現場で記者団に「民間航空相は気球運航会社の書類を点検し、全て問題ないとしていた。技術面の必要条件でも問題はなかった」と説明した。(c)AFP
エジプトのヒシャム・カンディール(Hisham Qandil)首相の命令により4つの捜査チームが結成されたが、中東通信によると、初動捜査の段階では「犯罪行為があった疑いは出ていない」という。
26日に起きた事故では、香港、日本、英国、フランス、ハンガリーからの観光客が犠牲となった。ルクソール県のサード・エザット(Saad Ezzat)知事やエジプト政府代表団、観光業界関係者らは事故現場を訪れ、白い花束を供え、1分間の黙とうをささげた。
捜査チームは現場検証や、目撃者や近隣住民からの聞き取り調査のほか、墜落した気球の運航会社「スカイクルーズ(Sky Cruise)」に関する書類や免許の確認作業を行った。捜査チームによると、スカイクルーズは民間航空省による定期検査を2月13~15日に受けたが、問題は見つからなかったという。
エザット知事は事故現場で記者団に「民間航空相は気球運航会社の書類を点検し、全て問題ないとしていた。技術面の必要条件でも問題はなかった」と説明した。(c)AFP