【2月13日 AFP】ブラジル南東部サントス(Santos)で開催されていたカーニバルで12日朝、パレード最後尾のフロート(山車)が電線と接触して炎上し、4人が死亡、4人が負傷する事故があった。死者のうち3人は内部でフロートを押していたサンバチームのメンバーで、1人は見物人という。同市当局がAFPに明かした。

 事故を起こしたフロートは地元の名門サッカーチーム、サントスFC(Santos FC)のファンクラブが所有しており、サントスの元選手、ペレ(Pele)をたたえる内容だった。フロートには子どもたちや元サッカー選手らが乗っていたが、事故の直前に飛び降りたという。

 一方、ブラジルのカーニバルの中心地、リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)では、主会場のサンボドロモ(Sambodrome)で行われていた年に1度のサンバチームによるコンテストが終了した。優勝チームは13日に発表される。 (c)AFP