【2月5日 AFP】東京電力(TEPCO)は1日、東日本大震災で事故を起こした福島第1原子力発電所の状況を撮影した2000枚を超える写真を新たに公開した。

 津波に襲われてから4日後の2011年3月15日から同年4月11日までに撮影されたもので、煙が立ち上る原子炉建屋への放水作業やあちこちに散乱するがれきなど事故直後の厳しい状況が捉えられている。

 震災からほぼ2年が経過した現在、原子炉は制御下にあるものの事故収束作業の完了にはほど遠く、いまだに数万人が事故で避難したまま自宅に戻れていない。(c)AFP