出火した日本航空機、バッテリーの電圧は設計範囲内 米NTSB
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【1月21日 AFP】米国家運輸安全委員会(National Transportation Safety Board、NTSB)は20日、米ボストン(Boston)で今月7日に起きた日本航空(Japan Airlines、JAL)のボーイング(Boeing)787「ドリームライナー(Dreamliner)」の出火トラブルについて、原因はバッテリーの過充電ではなかったと発表した。
問題のJAL機のフライトレコーダーを解析した結果、補助動力装置(APU)のバッテリーは設計された電圧の32ボルトを超えていなかったことが分かったという。NTSBは組み立てられた状態のバッテリーやそれを分解した部品をX線で調べるなどして詳しく調査していくという。
全日空(All Nippon Airways、ANA)のドリームライナーが高松空港に緊急着陸した問題では、機内で煙が発生した主な原因としてリチウムイオンバッテリーの問題が指摘されていた。(c)AFP
問題のJAL機のフライトレコーダーを解析した結果、補助動力装置(APU)のバッテリーは設計された電圧の32ボルトを超えていなかったことが分かったという。NTSBは組み立てられた状態のバッテリーやそれを分解した部品をX線で調べるなどして詳しく調査していくという。
全日空(All Nippon Airways、ANA)のドリームライナーが高松空港に緊急着陸した問題では、機内で煙が発生した主な原因としてリチウムイオンバッテリーの問題が指摘されていた。(c)AFP