クウェート北部の油田で有毒ガスが漏れ出す、100キロ先でも臭い
このニュースをシェア
【10月18日 AFP】イラクとの国境に近いクウェート北部のラウダティン(Rawdatin)油田で17日午後、油井から有毒ガスが漏れ出す事故があり、保健当局は近隣住民に屋内にとどまりドアや窓に目張りをするよう勧告した。
クウェート石油会社(Kuwait Oil Company、KOC)によれば、原油の噴出圧力が異常に高まったことが原因で、人体に害を及ぼす恐れがある硫化水素ガスが漏れ出した。事故による負傷者はいないという。
関係者によれば、KOCは念のため作業員を現場付近から避難させた。硫化水素ガスの卵が腐ったような臭いは100キロメートル離れた場所の住民からも報告された。
油井には火が放たれ、ガスの漏出量は急速に減少したという。KOCのサミ・ラシード(Sami al-Rasheed)会長は国営テレビに対し、市内各所に設置された監視施設の報告によると硫化水素ガスの濃度は危険な水準を大幅に下回っていると述べた。
クウェートは原油生産量が日量約300万バレルで、歳入の94%以上を石油収入が占めている。(c)AFP
クウェート石油会社(Kuwait Oil Company、KOC)によれば、原油の噴出圧力が異常に高まったことが原因で、人体に害を及ぼす恐れがある硫化水素ガスが漏れ出した。事故による負傷者はいないという。
関係者によれば、KOCは念のため作業員を現場付近から避難させた。硫化水素ガスの卵が腐ったような臭いは100キロメートル離れた場所の住民からも報告された。
油井には火が放たれ、ガスの漏出量は急速に減少したという。KOCのサミ・ラシード(Sami al-Rasheed)会長は国営テレビに対し、市内各所に設置された監視施設の報告によると硫化水素ガスの濃度は危険な水準を大幅に下回っていると述べた。
クウェートは原油生産量が日量約300万バレルで、歳入の94%以上を石油収入が占めている。(c)AFP