【10月17日 AFP】インドネシア運輸省は15日、誤って目的地とは別の空港に旅客機を着陸させた同国のスリウィジャヤ航空 (Sriwijaya Air)の外国人パイロットを、重大な安全規定違反があったとして乗務停止処分にしたと発表した。

 13日に乗客96人、乗員6人を乗せて北スマトラ(North Sumatra)州メダン(Medan)から西スマトラ州(West Sumatra)パダン(Padang)のミナンカバウ国際空港(Minangkabau International Airport)に向かった旅客機は約12キロ離れた空軍基地内のタビン空港(Tabin Airport)に着陸してしまった。航空当局がパイロットとミナンカバウ空港の管制官らを調べている。

 広大な面積に島々が点在するインドネシアでは航空輸送が不可欠だが、その安全性には問題もあり、近年も数件の大事故が起きている。(c)AFP