【6月19日 AFP】インドネシア東部沖で17日、木製の船が沈没し、救助当局者によると事故から2日間が過ぎた19日現在も、58人が行方不明になっている。これまでに遺体は見つかっていない。

 救助当局者はAFPの取材に「最新の情報によれば船には70人が乗っていた。12人が救助されたので、依然、58人の行方が分からない」と述べた。「乗客名簿には乗船者数が27人と記載されていたが、実際にはそれよりも多い70人が乗船していた。行方不明者の家族からの報告で乗船者数が分かった」

 運輸省報道官によると、84トンの同船舶は、客船ではなかった。

 同船は、食料や建設資材などを乗せて16日夜、マルク(Maluku)島のアンボン(Ambon)を出航。ブル(Buru)島に向かったが、出航2時間後に高波と強風に見舞われた。(c)AFP