【4月25日 AFP】フランス・パリ(Paris)中心部にある地下鉄の駅で24日、駐車場への入り口と勘違いした車が階段に進入する事故が起きた。

 運転していたジョアン(Johan)さんと名乗る男性(26)は、「『オスマン・パーキング』と書かれた標識が(地下鉄駅入り口の)真正面にあったので・・・勘違いしてしまった」とAFPに説明した。入り口は道路とほぼ同じ高さにあったという。

 スピードが出ていなかったため、すぐにブレーキを踏んで後輪が地表に残っているうちに車を止めることができた。男性は「運良く階段には誰もいなかった」と話し、けが人は出なかった。乗っていた車、ダチア・ダスター(Dacia Duster)も無傷だった。

 階段に頭を突っ込んだ状態で止まった車にはすぐに写真撮影をするやじ馬が群がった。急行した警察は男性のアルコール検査を行ったが、検出されなかった。

 現場近くのレストラン店員によると、4~5年前にも似たような事故が起こっているという。(c)AFP

【動画】地下駐車場に入るつもりが・・・(YouTube/AFPBB News公式チャンネル)