【4月22日 AFP】オランダの首都アムステルダム(Amsterdam)郊外で21日、列車同士が正面衝突し、少なくとも60人が負傷した。

 鉄道施設管理を行っている「プロレール(Prorail)」広報によると、アムステルダム西部郊外で21日午後6時30分(日本時間22日午前1時30分)ごろ、各駅停車の列車が急行列車と正面衝突した。

 列車の片方はアムステルダム中央(Amsterdam-Centraal)駅、もう1台はスローテルダイク(Sloterdijk)駅を発車したばかりで、蘭テレビ局NOSの報道によると、どちらも時速約50キロ程度と比較的、低速度で走行していた。

 負傷者の数について、警察では60人以上の負傷者のうち15~20人が重傷だが正確な数はまだ不明だと発表している。一方、アムステルダム消防局では、少なくとも56人が重傷で、さらに多数が軽傷を負ったと発表している。(c)AFP