座礁の客船から5遺体発見、イタリア
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【3月23日 AFP】1月13日にイタリア中部ジリオ(Giglio)島付近で座礁したクルーズ船「コスタ・コンコルディア(Costa Concordia)号」で22日、さらに5人の遺体が見つかった。同国の市民保護局が発表した。遺体は今後数日間で引き揚げられるという。
事故当時、乗員乗客4229人が乗船していたコスタ・コンコルディア号の事故では32人が犠牲となった。今回の5人を含めこれまでに30人の遺体が発見されたが、依然として2人の遺体が見つかっていない。
一方、2月12日に始まった2400トンの燃料を抜き取る作業は最終段階にきており、市民保護当局によると24日までに終了する見通しだという。
検察当局は船長と1等航海士を取り調べている。多くの生存者がフランス、ドイツ、米国で同船の運航会社と米国にあるその親会社、カーニバル・コーポレーション(Carnival Corporation)を訴えている。運航会社は事故の生存者に1人当たり1万1000ユーロ(約120万円)と経費を支払うと申し出ている。(c)AFP
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事故当時、乗員乗客4229人が乗船していたコスタ・コンコルディア号の事故では32人が犠牲となった。今回の5人を含めこれまでに30人の遺体が発見されたが、依然として2人の遺体が見つかっていない。
一方、2月12日に始まった2400トンの燃料を抜き取る作業は最終段階にきており、市民保護当局によると24日までに終了する見通しだという。
検察当局は船長と1等航海士を取り調べている。多くの生存者がフランス、ドイツ、米国で同船の運航会社と米国にあるその親会社、カーニバル・コーポレーション(Carnival Corporation)を訴えている。運航会社は事故の生存者に1人当たり1万1000ユーロ(約120万円)と経費を支払うと申し出ている。(c)AFP
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