【12月7日 AFP】東京電力(TEPCO)は6日、福島第1原子力発電所の汚染水処理施設から放射性物質のストロンチウムを含む汚染水150リットルが海に流出したと発表した。

 流出した水は、前日に淡水化装置(蒸発濃縮装置)からの漏えいが発覚した汚染水の一部で、海洋流出した放射性物質の量は260億ベクレルとみられる。

 東京電力は報道発表のなかで、放水口付近の魚類や海草を1年間食べ続けても成人の人体への影響はない程度だと説明し、汚染水の流出で立地地域の住民や社会全般に心配や迷惑をかけたと謝罪した。(c)AFP

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