【7月1日 AFP】東京電力福島第1原発の事故に伴い、政府は30日、福島県伊達市の4地域にある113世帯を局所的に年間被ばく線量が20ミリシーベルトを超える恐れがある「ホットスポット」とみなし、「特定避難勧奨地点」に戸別指定した。

 指定されたのは伊達市の霊山(りょうぜん)町の上小国、下小国など3地区と月舘町の1地区にある計113世帯。いずれも福島第1原発から半径60キロ圏内にあり、半径20キロ圏内の警戒区域や計画的避難区からは外れている。避難を希望する住民には、政府や市が費用などを支援するという。(c)AFP