【6月22日 AFP】韓国で21日、空軍練習機が墜落し、乗っていた教官と訓練生の2人が死亡した。韓国空軍が発表した。

 韓国空軍広報によると、練習機はソウル(Seoul)の120キロ南、清原(Cheongwon)の空軍士官学校から1.6キロ離れた水田に墜落した。機体は単発プロペラ機、ロシア製のイリューシンII-103(Ilyushin II-103)。原因は調査中だという。

 事故の目撃者は「飛行機は通常よりも低い高度を飛行し、山の上を滑空していたが、車輪が送電線にひっかかり、回転して墜落した」と述べている。

 イリューシンII-103は韓国空軍で使われる主な練習機のひとつ。融資の返済の一部として、ロシアから2004年に23機を受け取った。(c)AFP