【5月31日 AFP】東京電力(TEPCO)は31日、福島第1原子力発電所で同日午後2時半ごろ、爆発音が聞こえたが、周辺の放射線レベルは上昇しておらず、負傷者も出ていないと発表した。

 東電によると、福島第1原発4号機そばで、遠隔操作の無人重機でがれきの撤去中に、爆発音が聞こえたという。

 東京電力広報は、AFPの取材に「現地の作業員の話では、ガスボンベが損傷して爆発音が発生した可能性が高い」と述べた。負傷者は出ておらず、周辺の放射線レベルの変化も見られなかったという。(c)AFP