【5月2日 AFP】2009年にブラジルのリオデジャネイロ(Rio de Janeiro)から仏パリ(Paris)へ向かっていたエールフランス(Air France)機が大西洋上で墜落し、228人が死亡した事故を調査しているフランス航空事故調査局(BEA)は1日、事故機のブラックボックスのうち飛行データを記録したフライトレコーダーを回収したと発表した。

 フライトレコーダーはGMT(グリニッジ標準時)の1日午前10時(日本時間午後7時)、ロボット潜水艦「レモラ(Remora)6000」によって回収された。状態も良好だという。

 高度や速度など重要な飛行データが記録されているため、同装置の回収で事故原因の解明が一気に進むことが期待される。(c)AFP/Delphine Touitou