【4月13日 AFP】米ニューヨーク(New York)のケネディ国際空港(JFK airport)で11日夜、離陸直前の仏エールフランス(Air France)の超大型旅客機エアバス(Airbus)A380が小型機と接触する事故があった。けが人は出ていない。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)や米テレビCNNによると、現地時間の11日午後8時15分(日本時間12日午前9時15分)ごろ、離陸のため滑走路に向かっていたパリ(Paris)行きエールフランス機の主翼が、ボストン(Boston)から到着した米地域航空コムエアー(Comair)機の尾翼に接触した。

 当時、エールフランス機には475人、コムエアーには62人が乗っていたが、いずれにもけが人はでていない。事故の報告をうけた米連邦航空局(Federal Aviation AdministrationFAA)は、両機のパイロットから事情を聞いたという。

 ニュースでは、超大型のエールフランス機の主翼に接触されたコムエアーの小型機が、ほぼ90度回転する映像が流れた。(c)AFP