【3月1日 AFP】ブラジル・ミナスジェライス(Minas Gerais)州で前月27日、数日後に迫ったカーニバルの開幕を祝う祭りの最中に、16人が感電死する事故があった。

 事故があったのは、同州の小さな町、バンデイラ・ド・スル(Bandeira do Sul)。当局によると、パレード中に7000ボルトの高圧線が切れて山車に接触し、山車に乗っていた12人と山車の周りで踊っていた4人が感電死した。

 目撃者は地元紙に、「何人かがけいれんを起こし、気絶する人や皮膚がはがれ落ちる人もいた。手の施しようがなかった」と語った。

 パレードは地元自治体が主催したもので、事故翌日の28日にクライマックスを迎える予定だった。(c)AFP